2014年12月13日
恐る恐る蓋を開けた感じ。。
静岡県西部は製造業の町、そんな地域の磐田市で板金業を営む「しばたまさひろ」です。
いや〜。ブログ書かなくなって1ヶ月。。
Facebookとはまぞう連携させてら急にプレッシャー感が強くなって書かなくなってしまいました。
私にはブログはブログ。FacebookはFacebookで分けていた方が性に合ってる様です。
てなことで、これからもよろしくお願いします。
いや〜。ブログ書かなくなって1ヶ月。。
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てなことで、これからもよろしくお願いします。
Posted by 芝田まさひろ at
13:45
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2014年11月02日
TIG溶接と溶接部の試験 講習会のまとめ
2014年10月28、29日に参加した「TIG溶接と溶接部の試験」講習会で習った事まとめます。
この講習会はTIG溶接従事者の技術向上を目的として行われ、
浜松テクノカレッジで講座と実習を学び、
実習で作ったサンプルを浜松工業技術支援センターで試験にかけ
普段では見る事のできないマクロな部分を見る事で
「ただ付けるだけではない」溶接の深〜い話を学びました。
講師は浜松ものづくりマイスターの増田久雄先生。
写真はこの講座の最大のお楽しみだった溶接の組織分析。
自分の溶接したテストピースを実際に試験機にかけて、
どのように溶け込んでいるか。
鉄の組織を実際に見る事ができます。
**********************************************************
28日午前は治金学(やきんがく)の話。
20ウン年前工業高校で学んだ事のおさらいです。
当時は何だか良く判らなかった事も、実際の現場と照らし合わせると「なるほど」と思うこと多々ありました。
写真は「シェフラーの状態図」
基本的にSUSの溶接は例えば304の溶接で溶接棒は308を使用しますが、なぜ308か、根拠がある事を学びました。
午後から実習。
お目当てのチタン溶接。
溶接トーチに先生お手製のシールドガス用のアタッチメントを装着します。
人生初のチタン溶接。
起点と終点はトーチで先端が見えなくてアンダーカットしてしまいましたが…
ちょっと酸素に触れただけで変色してしまう。
恐るべしチタン。
¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
29日は都田の浜松工業技術支援センターであらゆる試験機の実習です。
自分の溶接は検査機にかけるとどうなのかワクワクします。
これは引っぱり強度試験機。
サンプルピースを引っ張って溶接箇所の強度を調べます。
これは曲げ試験のための圧縮試験機。
材料を曲げて堅さやピンホールなどNG箇所があるかどうか見る事ができます。
これはNG。
本来であれば曲げた部分が奇麗な曲線にならなければなりませんが、
溶接箇所が固くなって奇麗に曲がっていません。
これでは強度はあっても粘りがないため最終的には破断の恐れが出てきます。
これは溶接のときに使用した溶接棒の炭素量が適切な設定だったかが疑われる要因です。
午後から金属組織試験。
自分で溶接したテストピースを切り出して断面を磨いて磨いて…。
鏡のようにピカピカの状態にして薬品に浸し、
顕微鏡でみるとこんな感じ。
溶接した箇所は組織が大きくなっています。
どの辺りがもろいのか。組織をみると判っちゃたりします。
写真はビッカース堅さ試験機。
溶接によってできる固さの変化を知る事ができます。
溶接でどの辺がどのくらい硬化が進んだか。実際に知る事ができます。
まとめとして…
やはり今回学んだ最大のポイントは
溶接はただ付いてりゃイイってもんじゃない!
ってことでした。
っま、ただ付けただけでも5〜6年は保つかもしれないけどその後は判らない。
溶接がどのような理由でくっついて、その中はどうなっているのか。
そして不良が出た場合はどのような事が考えられるか。
その原因を突き止めるにはどのような試験が考えられるか。
大変多くの知識を得た訳です。
溶接業に入ってもう10年。
これからウン十年これで食ってくために、
より深堀するための基礎知識をいただきました。。
この講習会はTIG溶接従事者の技術向上を目的として行われ、
浜松テクノカレッジで講座と実習を学び、
実習で作ったサンプルを浜松工業技術支援センターで試験にかけ
普段では見る事のできないマクロな部分を見る事で
「ただ付けるだけではない」溶接の深〜い話を学びました。
講師は浜松ものづくりマイスターの増田久雄先生。
写真はこの講座の最大のお楽しみだった溶接の組織分析。
自分の溶接したテストピースを実際に試験機にかけて、
どのように溶け込んでいるか。
鉄の組織を実際に見る事ができます。
**********************************************************
28日午前は治金学(やきんがく)の話。
20ウン年前工業高校で学んだ事のおさらいです。
当時は何だか良く判らなかった事も、実際の現場と照らし合わせると「なるほど」と思うこと多々ありました。
写真は「シェフラーの状態図」
基本的にSUSの溶接は例えば304の溶接で溶接棒は308を使用しますが、なぜ308か、根拠がある事を学びました。
午後から実習。
お目当てのチタン溶接。
溶接トーチに先生お手製のシールドガス用のアタッチメントを装着します。
人生初のチタン溶接。
起点と終点はトーチで先端が見えなくてアンダーカットしてしまいましたが…
ちょっと酸素に触れただけで変色してしまう。
恐るべしチタン。
¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥¥
29日は都田の浜松工業技術支援センターであらゆる試験機の実習です。
自分の溶接は検査機にかけるとどうなのかワクワクします。
これは引っぱり強度試験機。
サンプルピースを引っ張って溶接箇所の強度を調べます。
これは曲げ試験のための圧縮試験機。
材料を曲げて堅さやピンホールなどNG箇所があるかどうか見る事ができます。
これはNG。
本来であれば曲げた部分が奇麗な曲線にならなければなりませんが、
溶接箇所が固くなって奇麗に曲がっていません。
これでは強度はあっても粘りがないため最終的には破断の恐れが出てきます。
これは溶接のときに使用した溶接棒の炭素量が適切な設定だったかが疑われる要因です。
午後から金属組織試験。
自分で溶接したテストピースを切り出して断面を磨いて磨いて…。
鏡のようにピカピカの状態にして薬品に浸し、
顕微鏡でみるとこんな感じ。
溶接した箇所は組織が大きくなっています。
どの辺りがもろいのか。組織をみると判っちゃたりします。
写真はビッカース堅さ試験機。
溶接によってできる固さの変化を知る事ができます。
溶接でどの辺がどのくらい硬化が進んだか。実際に知る事ができます。
まとめとして…
やはり今回学んだ最大のポイントは
溶接はただ付いてりゃイイってもんじゃない!
ってことでした。
っま、ただ付けただけでも5〜6年は保つかもしれないけどその後は判らない。
溶接がどのような理由でくっついて、その中はどうなっているのか。
そして不良が出た場合はどのような事が考えられるか。
その原因を突き止めるにはどのような試験が考えられるか。
大変多くの知識を得た訳です。
溶接業に入ってもう10年。
これからウン十年これで食ってくために、
より深堀するための基礎知識をいただきました。。
2014年10月28日
鉄で棚。製作してます。
おはようございます。
かれこれ半年前に鉄で棚を作って欲しいと依頼が入りまして。。
現在もっか製作中であります。
私的にはこの道に入って早十年。
ある意味、自分自身のこの十年の集大成としてこの仕事に望んでいるわけです。
(*´I`)y─┛.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○.。o○
さて製作風景。
まず設計した図面から必要なパーツを切り出して曲げ終えた所です。
これから組んで行きます。
普段はこういった組み方はしないんですが、外見重視の製品のためこの様な組み方に挑戦してます。
ただこの時点で板の強度不足が早問題となって、、急遽補強をこの時点で入れる事に…。
だんだんカタチになっていきます。
とりあえず仮付けで2日。
まだまだ製作は続きます。。
2014年10月21日
「時人を待たず」 茶筅供養と丸炉の製作
先週日曜日は浜松の松林寺さんで茶筅供養お茶会がありました。
茶筅とはお茶を立てるシャカシャカの道具で、一年間の精進と使った茶筅を供養し敬うという茶人には大切な行事だったりします。
今回、宗徧流西静岡支部では立礼(椅子に座っての気軽な茶席)にするということでした。
で、今回はお師匠先生の志向で表千家の末広棚を宗徧流にアレンジしてお点前する事に…。
さて、、事前に道具の確認をしたら末広棚にセットする丸炉(がんろ)が紛失していて行方不明に。。
ということでお師匠先生から丸炉(がんろ)を作って欲しいと製作依頼が入りました。
*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*
さて製作風景。
最初「丸炉って何ですか?」ってところからスタートした私でしたが…
とりあえず職人ですし、イメージを聞いて寸法を聞いて、、、
作品ではないので主張しない事を心がけました。
あと棚が真塗り(漆ぬりのいいやつ)ですから、漆の光沢を引き立てる様な丸炉作りを心がけました。
さてさて完成
素材は鉄の磨き板の1ミリ。
SPCC ミガキ 1.0tってことです。
中はこんな感じ。
灰が溢れてはいけないので全溶(全部溶接して付ける)しました。
*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*
さて本番。
灰を敷き、五徳(ごとく)をセットして炭を入れ、、お茶会の準備が整いました。
お茶会の風景。
今日も着物姿な一日でした。
掛け物は「時人を待たず」
う〜ん。。時間は待ってくれません。
「俺はやればできた男だ。」なんて人生にはしなう様身が引き締まった次第です。
茶筅とはお茶を立てるシャカシャカの道具で、一年間の精進と使った茶筅を供養し敬うという茶人には大切な行事だったりします。
今回、宗徧流西静岡支部では立礼(椅子に座っての気軽な茶席)にするということでした。
で、今回はお師匠先生の志向で表千家の末広棚を宗徧流にアレンジしてお点前する事に…。
さて、、事前に道具の確認をしたら末広棚にセットする丸炉(がんろ)が紛失していて行方不明に。。
ということでお師匠先生から丸炉(がんろ)を作って欲しいと製作依頼が入りました。
*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*
さて製作風景。
最初「丸炉って何ですか?」ってところからスタートした私でしたが…
とりあえず職人ですし、イメージを聞いて寸法を聞いて、、、
作品ではないので主張しない事を心がけました。
あと棚が真塗り(漆ぬりのいいやつ)ですから、漆の光沢を引き立てる様な丸炉作りを心がけました。
さてさて完成
素材は鉄の磨き板の1ミリ。
SPCC ミガキ 1.0tってことです。
中はこんな感じ。
灰が溢れてはいけないので全溶(全部溶接して付ける)しました。
*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*。´・Д・`。*★*
さて本番。
灰を敷き、五徳(ごとく)をセットして炭を入れ、、お茶会の準備が整いました。
お茶会の風景。
今日も着物姿な一日でした。
掛け物は「時人を待たず」
う〜ん。。時間は待ってくれません。
「俺はやればできた男だ。」なんて人生にはしなう様身が引き締まった次第です。
2014年10月18日
外寸18×9ミリ 深曲げ
静岡県西部は製造業の町、そんな地域の磐田市で板金業を営む「しばたま」です。
数有るブログから私のブログに足を止めていただきありがとうございます。
今回お客さんから、何かのレールを作りたいので深曲げ(深い曲げ方)できる?
と問い合わせがありました。
基本的には深曲げは専用の型がないと曲げられないんですが、
曲げ当り表を見るとなんとか曲げられそうでしたので、お受けすることにしました。
結果的には満足するできです。
この曲げる機械が…
じゃん。プレスブレーキ 通称ベンダーと言います。
今となっては旧式ですが、NC制御(デジタルで制御してくれる)で生産効率がグングン上がる機械です。
写真だとちょっと判りづらいですが、ウチの型でギリギリ曲げられる寸法でした。
数有るブログから私のブログに足を止めていただきありがとうございます。
今回お客さんから、何かのレールを作りたいので深曲げ(深い曲げ方)できる?
と問い合わせがありました。
基本的には深曲げは専用の型がないと曲げられないんですが、
曲げ当り表を見るとなんとか曲げられそうでしたので、お受けすることにしました。
結果的には満足するできです。
この曲げる機械が…
じゃん。プレスブレーキ 通称ベンダーと言います。
今となっては旧式ですが、NC制御(デジタルで制御してくれる)で生産効率がグングン上がる機械です。
写真だとちょっと判りづらいですが、ウチの型でギリギリ曲げられる寸法でした。
2014年10月15日
職人の意地ですね。。パイプバンドの製作。。
静岡県西部は製造業の町、そんな地域の磐田市で板金業を営む「しばたま」です。
数有るブログから私のブログに足を止めていただきありがとうございます。
時々お客さんからパイプを壁に固定するパイプバンドというものの製作が入ります。
で、今回のは難しかった〜。
ステンレスの厚さ3ミリとバンドにしては厚いうえ…。
パイプは32A用で半径が23ミリと超小口径。
(こういうのって径が小さいほど作りづらかったりします)
で、しかも円が半欠けときている
絵は簡単に描けてもそれをカタチにするのに一苦労しました。
台風直下のさなか、職人の意地でなんとかカタチになりました
数有るブログから私のブログに足を止めていただきありがとうございます。
時々お客さんからパイプを壁に固定するパイプバンドというものの製作が入ります。
で、今回のは難しかった〜。
ステンレスの厚さ3ミリとバンドにしては厚いうえ…。
パイプは32A用で半径が23ミリと超小口径。
(こういうのって径が小さいほど作りづらかったりします)
で、しかも円が半欠けときている
絵は簡単に描けてもそれをカタチにするのに一苦労しました。
台風直下のさなか、職人の意地でなんとかカタチになりました
2014年10月11日
テレビボード
静岡県西部は製造業の町、そんな地域の磐田市で板金業を営む「しばたま」です。
じんぱちさんから黒皮鉄板使って家具を作って欲しいと依頼が入ったのがかれこれ6月くらいのこと。
見積も通っていよいよ今月納品に向けて製作開始しました。
私もこの様な依頼は願ったり叶ったりで楽しく仕事させて頂いております。
で早速テレビボードの方がカタチになって来ました。
まだこれから本付け(最終溶接)ですが。
わりとイイ出来になっています。
黒皮鉄板に保護シート貼ったの生まれて初めてです。。
今回最終的にお客様が家で使われる家具の製作になるので、
キズやけがの元になるバリ(鉄のそりかえり)が無いよう細心の注意を払って製作しております。
週明けに溶接の本付けを行い仕上げてゆきます。
台風の被害が出ない事を祈りつつ今日は半ドンで仕事上がりです。
じんぱちさんから黒皮鉄板使って家具を作って欲しいと依頼が入ったのがかれこれ6月くらいのこと。
見積も通っていよいよ今月納品に向けて製作開始しました。
私もこの様な依頼は願ったり叶ったりで楽しく仕事させて頂いております。
で早速テレビボードの方がカタチになって来ました。
まだこれから本付け(最終溶接)ですが。
わりとイイ出来になっています。
黒皮鉄板に保護シート貼ったの生まれて初めてです。。
今回最終的にお客様が家で使われる家具の製作になるので、
キズやけがの元になるバリ(鉄のそりかえり)が無いよう細心の注意を払って製作しております。
週明けに溶接の本付けを行い仕上げてゆきます。
台風の被害が出ない事を祈りつつ今日は半ドンで仕事上がりです。
2014年10月10日
玄関周りを楽しくする シューズラック
静岡県西部は製造業の町、そんな地域の磐田市で板金業を営む「しばたま」です。
これシューズラックです。
まだ試作なんですが。。
ごちゃごちゃしがちな玄関周り。
そんな玄関周りを楽しくするアイテム。
そんな思いでつくってみました。
あとの課題は収納量です。
まだまだ試行錯誤が必要ですが、良い物になりそうです。
これシューズラックです。
まだ試作なんですが。。
ごちゃごちゃしがちな玄関周り。
そんな玄関周りを楽しくするアイテム。
そんな思いでつくってみました。
あとの課題は収納量です。
まだまだ試行錯誤が必要ですが、良い物になりそうです。
2014年10月09日
鉄板をお安く 丸く◎ 切り出します (バイブル・シャー)
静岡県西部は製造業の町、そんな地域の磐田市で板金業を営む「しばたま」です。
今日は鉄板を丸く切る機械のご紹介。
じゃん。
バイブル・シャーです。
写真がごちゃごちゃしていて判りづらくてすみません
ちなみにこんなことしてくれる機械です。
写真は板の厚さが1ミリの鉄板を丸く切った物ですが、だいたい4.5ミリの鉄板くらいまで楽に加工できます。
また円の大きさはいろいろ工夫すれば半径1メートルぐらいの大きさの円まで切り出す事ができます。
どういう機械かと言いますと…
鉄を切る刃が上下に付いていて、上の刃が高速でブルブル上下に振動して鉄を切ってゆく機械で、
直線も切れますがやっぱり円を切り出すときに重宝します。
写真は上の刃がブルブル上下して鉄板を円形に切り出している所。。。
なんで、こんな感じで鉄板にケガキ線をいれて目視で合わせてゆきます。
今となってはレーザー加工機にその座を奪われてしまった感があるバイブル・シャーですが、
5000万円くらいするレーザー加工機に比べると加工賃は格段に安く、
っま、寸法精度、±0.5ミリくらい良いよっていう仕事にはとても向いている機械です。
今日は鉄板を丸く切る機械のご紹介。
じゃん。
バイブル・シャーです。
写真がごちゃごちゃしていて判りづらくてすみません
ちなみにこんなことしてくれる機械です。
写真は板の厚さが1ミリの鉄板を丸く切った物ですが、だいたい4.5ミリの鉄板くらいまで楽に加工できます。
また円の大きさはいろいろ工夫すれば半径1メートルぐらいの大きさの円まで切り出す事ができます。
どういう機械かと言いますと…
鉄を切る刃が上下に付いていて、上の刃が高速でブルブル上下に振動して鉄を切ってゆく機械で、
直線も切れますがやっぱり円を切り出すときに重宝します。
写真は上の刃がブルブル上下して鉄板を円形に切り出している所。。。
なんで、こんな感じで鉄板にケガキ線をいれて目視で合わせてゆきます。
今となってはレーザー加工機にその座を奪われてしまった感があるバイブル・シャーですが、
5000万円くらいするレーザー加工機に比べると加工賃は格段に安く、
っま、寸法精度、±0.5ミリくらい良いよっていう仕事にはとても向いている機械です。
2014年10月07日
旋盤と曲げ、溶接を駆使して
静岡県西部は製造業の町、そんな地域の磐田市で板金業を営む「しばたま」です。
数有るブログから私のブログに足を止めていただきありがとうございます。
最近、こんなの作ってって持ち込まれる仕事で、煙突の部品作りの仕事があります。
煙突の中に虫とか異物が入らない様にパンチングメタルで蓋をします。
パンチングの穴あけはお客さんが自分所のレーザー加工機で穴まで開けてくれるのですが、
う〜ん。
パイプと同じ径じゃん。
これでは入らないので旋盤で必要な部分を挽く事に。
これでピッタリ収まりました。
それにしてもこの溶接。
パンチングは1ミリで外の板は1.5ミリ。パイプは3ミリと違い、
1ミリのパンチングと肉厚3ミリのパイプの溶接が激難です
ちょっと気を抜くと穴が開いてしまう
あと、これらは煙突の部品で外に置いて雨が降ったときに水が溜まらない様にバッテン付けています。
この加工をすると傾斜が付いて雨が自然に流れる様になるんですよ。
数有るブログから私のブログに足を止めていただきありがとうございます。
最近、こんなの作ってって持ち込まれる仕事で、煙突の部品作りの仕事があります。
煙突の中に虫とか異物が入らない様にパンチングメタルで蓋をします。
パンチングの穴あけはお客さんが自分所のレーザー加工機で穴まで開けてくれるのですが、
う〜ん。
パイプと同じ径じゃん。
これでは入らないので旋盤で必要な部分を挽く事に。
これでピッタリ収まりました。
それにしてもこの溶接。
パンチングは1ミリで外の板は1.5ミリ。パイプは3ミリと違い、
1ミリのパンチングと肉厚3ミリのパイプの溶接が激難です
ちょっと気を抜くと穴が開いてしまう
あと、これらは煙突の部品で外に置いて雨が降ったときに水が溜まらない様にバッテン付けています。
この加工をすると傾斜が付いて雨が自然に流れる様になるんですよ。